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- ●いい加減な最適化の原理について●
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- 『SPP』における最適化はお分かりの通りいい加減かつ低速で、こんなD
- OCを読む人も稀でしょうが、稀な方のために書いちゃいます。
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- △減色の手順△
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- i) まず、減色をする対象となる絵のデータに使われている色を全てリス
- トアップします。
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- ii) 次に、それらを使われた回数順に並べ変えます。
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- iii) ここで、16色以下しか絵のデータに使われていないなら終わりです
- が、そうでないなら、1番目から16番目の色とを比べて、似通った
- 色(どういう判断かは後述)がその16色中に存在するなら「より使わ
- れていない色」をつぶします。(一番と十番が似ていたら十番をつぶ
- す、つまり十番目に11番の色、11番目に12番の色・・・という
- 操作を行う)
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- iV) 色のリストの終わりまで評価するか似通った色が出現しなくなるまで(iii)
- を繰り返します。
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- ここまでがパレットの選定です。
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- V) 32Kデータを参照した後それぞれのドットの色ともっとも似ている
- 16色中の一色を置く作業を繰り返す
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- 以上です。
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- ちなみに、似通った色かどうかの識別はRGBのそれぞれの値をRGB空間に
- おける座標とみたてて、距離を出すわけです。そして、その距離の値が最適化
- レベル(SPPでは拡大表示ウィンドウの右のバーで指定する)以下だった場合
- 『似たような色』とみなされる訳です。
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